設計・監理料について
わたしたちは建築をつくるときには、「場所」があって「人」があって「答え」があると考えています。よい建築、満足度の高い建築をつくるためには、どれだけ場所を訪ねて、どれだけ話を掘り下げることができるかが大切です。
わたしたちの設計する建築は建主と綿密な打ち合わせを繰り返した結果、一緒になって作り上げたものです。建主が10人いれば10の違った敷地、10の違った生活があります。建築の設計とはそれらの紐解くことで現れるひとつの帰結です。
紐解くためには十分な時間をかけて打ち合わせをし、検討を重ねることが大切だと考えています。
打ち合わせ、検討、現場の確認等、設計・監理の業務報酬については下記のように定めています。
設計・監理料金表(木造新築住宅の工事例)
床面積設計監理料(税別)
75㎡ | 1,200,000 |
---|---|
100㎡ | 1,500,000 |
150㎡ | 2,300,000 |
200㎡ | 3,000,000 |
250㎡ | 3,800,000 |
300㎡ | 4,500,000 |
300㎡以上 | お問い合わせください |
設計・監理料に含まれる業務
基本設計図・各種検討資料
実施設計図(意匠・構造・設備)
構造計算書(届出が必要な場合)
仕様書
建築確認申請届出業務
工事請負契約の補助(施工者選定・助言、見積査定)
設計意図の施工者への伝達
建主と施工者間の調整
施工図チェック、各種検査及び立ち会い
建主への工事状況報告
その他、建築設計管理業務を円滑に進めるために必要と考えられるもの
設計・監理料に含まれない業務
設計の前提条件の調査費用(敷地測量、地盤調査など)
建築確認申請にかかく審査期間への審査手数料
建築確認申請以外の申請手続
遠方への出張旅費は別途ご相談させていただきます。
近隣説明に附帯する業務経費
構造設計料の取り扱い
一般的な木造住宅の場合、構造設計料は必要ありませんが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造、あるいは特殊構造の場合には別途構造設計料をご請求する場合があります。構造設計料に関してはお見積りいたします。必要な場合、概ね設計監理料の15%前後とお考えください。
WORKFLOW
0ご相談・ヒアリング 費用・相談無料
お気軽にご連絡ください。
打ち合わせを通して、ライフスタイルや住まいに対する要望、敷地の条件などをお聞きします。
01ラフプランのご提案 期間:1〜2ヶ月
ご要望をお聞きし、法的な規制や周辺状況等の事前調査の上、どのようなものを創るか提案をさせていただきます。
それに基づいて計画の方向性の検討、協議をしていきます。
02設計監理契約
わたしたちのご提案内容や業務の進め方にご納得いただけた段階で、設計監理契約を締結させていただきます。
設計監理契約に先立ち、建築士法に定められている重要事項の説明をさせていただきます。
03基本設計 期間:2〜3ヶ月
契約後は、基本構想をもとに基本設計に入ります。何回も打ち合わせを行い検討を重ねて納得のいくまで基本設計を練ります。建築及びインテリアのプラン・デザイン・イメージ・色・素材等この段階で十分に時間をかけて検討します。また、工事費の概算を算出し、予算に応じて基本設計を仕上げていきます。
04実施設計 期間:2〜3ヶ月
基本設計をもとに工事の発注ができる図面を作成します。必要に応じて設備・構造図面等の作成します。
05見積依頼・調整 期間:1〜2ヶ月
すべての図面が完成したところで施工者数社に見積もりを依頼します。(場合によっては信頼のおける1社に絞り詳細を詰めるケースもあります。)見積もり金額はもちろんですが、技術力・信用・提案力・実績など様々な観点で施工者を決めるアドバイスをいたします。私たちが見積もり内容を査定し、予算と工事費の調整をおこないます。
06建築確認申請 期間:1〜2ヶ月
確認申請書類等諸官庁への必要書類の作成、提出を行います。
この作業は弊社が、建主の代理として行います。これから建てる建物が関連法規に適合しているか審査を受けます。受理されると確認済証が発行され、着手することが可能となります。
07工事請負契約
建主様と施工会社とで工事請負契約を締結していただきます。わたしたちも工事監理者として記名押印いたします。工事費は工事請負契約時、躯体工事完了時、お引渡し時の3回に分けてお支払いいただくのが一般的です。
08工事監理 期間:6〜8ヶ月
工事が始まるとわたしたちは工事監理をおこないます。工事監理は図面通りに工事が行われるか確認し、施工上の細やかなことや変更、追加の指示を行います。
09竣工引き渡し
最後に竣工検査をし、図面や仕様書の通りに施工されているかどうか、また傷や汚れがないか検査し、修正箇所の手直しを指示します。
取扱説明をし、手直し工事が完了したことを確認して竣工です。
10アフターメンテナンス
建物は完成した時点で終わるわけではありません。時間の経過とともに育っていくものだと思います。わたしたちは完成後も含めてトータルにサポートいたします。